既存のレンズ素材（プラスチック素材）を上回る耐衝撃性を実現、安全性の高いレンズです。
プラスチックレンズの優位性であるレンズへのカラーリングの自由度、加工性を維持しながら耐衝撃強度を併せ持ちさまざまなスポーツシーンで幅広く利用することができます。

近年のスポーツブームによって愛好者急増中のスポーツサングラスも、Kodak Lensの得意とする分野です。あらゆるフレームを想定した守備範囲の広いスポーツカーブレンズを、種類･機能･カラー豊富にラインナップしています。※写真はSportsMax 8カーブ S-4.00で製作

アスリートに広く用いられるスポーツレンズには大きく２つの機能が求められています。

以上の要望に応えるため、スポーツサングラス用レンズには顔に沿うような湾曲したレンズが用いられています。ですが、いくつかの問題があります。それが光軸の傾斜による｢平均度数誤差｣｢非点収差｣。矯正視力の低下や眼精疲労、さらに微量なプリズム誤差が加わることで、両眼視での違和感につながっていました。

レンズがカーブすることにより、実際の見え方と差異が生じます。

普段お使いいただいているメガネを斜めにして目的物を見ると、いつもと違った見え方になるはずです。レンズを傾けることで起こる歪みを通常通りの見え方に矯正することが、度数補正の考え方です。この補正のためにKodak Lensは、通常の度数だけでなく、球面度数･乱視度数･乱視軸、フレームのそり角に応じた最適な見え方に調整する専用の度数矯正ソフトを開発しました。さらにHOSOKI式検眼枠を使えば、ご注文前にカーブレンズの見え方を体験していただけます。

0°5°10°15°20°25°と一本の検眼枠で見え方の比較、フレームに合わせた見え方の違いを体験できます。

水を一杯に注いだコップを斜めから見た時、コップの底がせりあがったように見えた経験はありませんか。この現象がプリズム効果です。最近の眼鏡やサングラスはレンズカーブの深い形状が多く、メガネ着用時に特に疲れ目などが出やすくなったというケースを耳にします。この原因となるプリズム現象を補正する加工法をプリズム補正といいます。